在富山モンゴル国名誉領事館

Honorary Consulate of Mongolia
in Toyama







モンゴル東部三県代表団 来県訪問
(2025年10月25~27日)


来県訪問

10月25日(土)~27日(月)の3日間にわたり、モンゴル東部三県(ドルノド、ヘンティ、スフバートル)からの代表団をお迎えし、富山県を中心に表敬訪問および各種交流を実施いたしました。


【10月25日(土)】
富山駅到着後、「第1回世界手打ちそば名人グランプリin富山」に出席し、モンゴル大使賞の授与式・表彰式に参加。
夕刻の交流会にて、日本・モンゴルの食文化交流と観光促進について意見交換。


【10月26日(日)】
「ひのまるキッズ北信越柔道大会」にて開会挨拶と感謝状贈呈。
射水市 夏野市長・富山県柔道連盟との意見交換。
午後、富山モンゴル友好親善協会総会・経済セミナーと交流会にて、両地域の協力分野を確認。
夜はホテルニューオータニにて夕食懇談会を開催し、さらに親交を深めた。


【10月27日(月)】
富山県庁にて新田八朗知事を表敬訪問し、今後の経済・教育・環境分野での協力推進を確認。
海王丸パーク視察では、富山の海洋観光モデルを紹介。
高岡市にて出町市長表敬訪問および高岡西部中学校への感謝状・記念品贈呈。
高岡商工会議所訪問後、在富山モンゴル国名誉領事館主催「モンゴル経済セミナー」および交流会を実施。
交流会終了後、新高岡駅より東京へ出発。



本訪問を通じ、北陸・モンゴル両地域の関係者が直接意見を交わすことで、以下のような協力の方向性が確認されました。
1. 経済交流:農業・エネルギー・加工分野での技術連携
2. 文化交流:工芸・観光・アートを通じた相互理解促進
3. 教育交流:大学・職業訓練校との人材育成連携
4. スポーツ交流:柔道・相撲を通じた青少年交流強化

また今後は、東部三県との連携をより具体化するため、以下の取り組みを進めます。
• 東部三県への柔道着の寄贈を進め、各県に均等に配布。
• モンゴル東部三県ツアーを来夏に向けて企画中。
日本旅行(モンゴル観光大使)および富山県モンゴル友好親善協会のニュージャパントラベルと連携し、
経済・文化・観光を融合した実地交流ツアーを実現させる予定です。



今回の来県は、モンゴルと北陸の新たな友好の架け橋となる第一歩であり、将来的な相互発展に向けた確かな礎が築かれました。
訪問に際しご協力いただいた関係機関・団体・企業の皆様に、心より感謝申し上げます。




イベントギャラリーにて様子をご覧になれます






日モ友好の輪が広がっています!
100着を超える善意の柔道着がモンゴルの子どもたちへ


富山県高岡市の西部中学校生徒会をはじめ、富山県柔道連盟、地域の柔道関係者や多くの皆さまのご協力により、モンゴルの子どもたちへ届けるための柔道着100着以上が集まりました。

これらの柔道着は、ウランバートル市や地方の柔道クラブの子どもたちに届けられ、日本発祥の柔道を通じて、礼節や努力、そして友情の心を学ぶ機会となります。

この温かい取り組みにご協力くださった皆さまに心より感謝申し上げます。
これからも、スポーツを通じて日モ友好の絆を深めてまいります。


柔道着寄贈プロジェクト/在富山モンゴル国名誉領事館 × 富山県柔道連盟 × 西部中学校


富山新聞 2025年10月18日 掲載記事より

富山新聞2025/10/18

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モンゴル国特命全権公使 石川・富山表敬訪問
(2025年5月27・28日)


表敬訪問

5月27日・28日の2日間にわたり、バヤルサイハン・モンゴル国特命全権公使をお迎えし、石川県・富山県の両県にて表敬訪問および企業視察を実施いたしました。


28日朝には、在富山モンゴル国名誉領事館金沢事務所にて小竹凱代議士との意見交換の機会もいただき、モンゴルと日本の教育・産業・防災・スポーツ文化交流など多岐にわたるテーマで貴重なお話を共有しました。

石川県では馳浩知事、富山県では蔵堀副知事を表敬訪問し、モンゴルとの農業・観光・鉱物資源・スポーツ・人材交流に関する協力の可能性を確認。
北陸3県とモンゴルの特定地域との連携構想も話題となりました。

また、小松製作所粟津工場、リードケミカル株式会社、MERF社を視察し、建設機械・医薬品・銅精製など、モンゴルとの技術連携や事業展開に関する具体的な意見交換も行いました。

モンゴルと北陸地域の未来をつなぐ実りある2日間となりましたことをご報告いたします。

今後も、外交・経済・文化の架け橋として皆様と連携しながら活動を続けてまいります。




イベントギャラリーにて様子をご覧になれます






モンゴル訪問
(2025年5月16~18日)


モンゴル訪問

両国の経済、投資、観光、文化、教育などの分野での協力拡大に向けて

今回の訪問では、政治的に不安定な状況の中にも関わらず、現地の皆さまのご尽力により、数多くの貴重な出会いと前向きな話し合いを重ねることができました。



【5月16日】
外務大臣との会談では、駐日モンゴル国全権大使も同席する中、日本国内の名誉領事4名が一堂に会し、名誉領事としての役割や国際協力における連携方針について建設的な意見交換が行われました。
 また、環境・気候変動省では、モンゴルの植林事業に関して、今後の連携に向けた具体的な議論が進みました。



【5月17日】
ハルホルム市長から首都移転計画の概要をご説明いただき、自然環境と農業振興に適した土地であることを実感しました。 特に、富山県で改良され、国際特許を取得した「チンギスゴールド米」の栽培がこの地で認可されたことは、大きな一歩となりました。
その後訪問した「新モンゴル学園」では、25年にわたって日本式教育を実践し、奨学金制度により多くの優秀な人材を育てている姿に深い感銘を受けました。



【5月18日】
午前中、バトドルガ前大統領との朝食会では、モンゴルと日本の柔道交流が20年以上続いていることが話題になり、2028年にはモンゴルで国際柔道大会が開催される予定です。そのため、全国330郡で柔道コーチの育成が急務であり、日本からの技術指導者派遣や練習用の柔道畳、柔道着の支援が求められました。
昼食会では、ザンダンシャタル官房長官をはじめとする政府関係者と和やかに懇談し、5月末に予定されている「大統領杯ティーボール大会」や今後の大会運営体制について意見交換が行われました。世界大会実現への期待が高まっています。
夜、ウランバートル市主催の夕食会では、バヤル市議会議長をはじめとする多くの市議会議員や政府関係者に温かく迎えられました。市内の交通渋滞問題に関しては、富山県のライトレールの取り組みに強い関心が寄せられ、来月の日本訪問時に現地視察を希望する市議も複数おり、今後の交流に向けて調整が進められています。

徳島の名誉領事河内様はじめ多くの方々の力添えにより実現した今回の訪問。日本とモンゴルの未来を見据えた、実りある対話を重ねてまいりたいと思います。




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