モンゴル国と日本の外交関係が樹立されたのは、今からちょうど40年前の1972年です。 当時はモンゴルから日本への直行便もなく、首都ウランバートルから、 旧ソ連のイルクーツクを経て、さらにハバロフスクから 新潟へ入国し、列車で東京へ入るという時代でした。
モンゴル国の名誉領事館は、札幌、名古屋、大阪、福岡、新潟、徳島、 ６ケ所に設置されており、富山県高岡市の名誉領事館は、７番目となります。 現在、大阪には モンゴル国自前の総領事館が設けられ、また、神奈川県相模原市にも名誉領事館が設置されました。

概　要

面積	156万4,100km²（日本の約4倍）
人口	約341万人（2021年）
家畜	約6,734万頭（2021年）
首都	ウランバートル（人口約164万人）
民族	モンゴル民族（全体の95％）、カザフ民族等
言語	モンゴル語（国家公用語）、カザフ語
宗教	チベット仏教、伝統信仰等
時間帯	ウランバートル：UTC +8（日本との時差 −1時間）

経　済

主要産業	鉱業，牧畜業，流通業，軽工業
名目GDP	約154.4億米ドル（2021年）、1人当たりのGDP 4,599米ドル（2021年）
GDP成長率	1.4％（2021年）
インフレ率	2.3％（2020年）
失業率	9.9％（2019年、NSO）
貿易総額	約128.7億米ドル（収支：＋約23億米ドル）（2020年）
主要貿易品目	（輸出）鉱物資源（石炭、銅精鉱、蛍石）、牧畜産品（カシミア、羊毛、皮革等） （輸入）石油燃料、自動車、機械設備類、食料品
外貨準備高	約45.3億米ドル（2020年12月時点、モンゴル中央銀行）
主要貿易相手国	（輸出）中国、スイス、シンガポール、イギリス、ロシア （輸入）中国、ロシア、日本、アメリカ、韓国（2020年）
通貨	トグログ（MNT）
為替レート	1米ドル＝2,813.29トグログ（2020年平均、モンゴル銀行）
2021年度 国家予算	（歳入）約54.7億米ドル （歳出）約50億米ドル

観　光

モンゴル政府は2023年と2024年を「モンゴル観光の年」と位置付け、観光振興に力を入れている。 キャッチフレーズは “Welcome to Mongolia”。

・観光アプリ「Visit Mongolia」 ・全国観光情報サイト： www.mongoliatravel.guide 歴史、文化、芸術、食、自然などの情報が満載。 対応言語：モンゴル語、英語、ロシア語、中国語、日本語、スペイン語、ハングル語

歴史年表

1911年	辛亥革命、中国（清朝）より分離、自治政府を樹立
1919年	自治を撤廃し中国軍閥の支配下に入る
1921年	7月11日、活仏を元首とする君主制人民政府成立（モンゴル革命）
1924年	11月26日、活仏の死去に伴い人民共和国を宣言
1990年 3月	複数政党制を採用
1990年 9月	大統領制に移行
1992年	1月13日 モンゴル国憲法を採択 2月12日 憲法施行、国名をモンゴル人民共和国からモンゴル国に変更