在富山モンゴル国名誉領事館

Honorary Consulate of Mongolia
in Toyama





モンゴル国特命全権公使 石川・富山表敬訪問
(2025年5月27・28日)


表敬訪問

5月27日・28日の2日間にわたり、バヤルサイハン・モンゴル国特命全権公使をお迎えし、石川県・富山県の両県にて表敬訪問および企業視察を実施いたしました。


28日朝には、在富山モンゴル国名誉領事館金沢事務所にて小竹凱代議士との意見交換の機会もいただき、モンゴルと日本の教育・産業・防災・スポーツ文化交流など多岐にわたるテーマで貴重なお話を共有しました。

石川県では馳浩知事、富山県では蔵堀副知事を表敬訪問し、モンゴルとの農業・観光・鉱物資源・スポーツ・人材交流に関する協力の可能性を確認。
北陸3県とモンゴルの特定地域との連携構想も話題となりました。

また、小松製作所粟津工場、リードケミカル株式会社、MERF社を視察し、建設機械・医薬品・銅精製など、モンゴルとの技術連携や事業展開に関する具体的な意見交換も行いました。

モンゴルと北陸地域の未来をつなぐ実りある2日間となりましたことをご報告いたします。

今後も、外交・経済・文化の架け橋として皆様と連携しながら活動を続けてまいります。




イベントギャラリーにて様子をご覧になれます






モンゴル訪問
(2025年5月16~18日)


モンゴル訪問

両国の経済、投資、観光、文化、教育などの分野での協力拡大に向けて

今回の訪問では、政治的に不安定な状況の中にも関わらず、現地の皆さまのご尽力により、数多くの貴重な出会いと前向きな話し合いを重ねることができました。



【5月16日】
外務大臣との会談では、駐日モンゴル国全権大使も同席する中、日本国内の名誉領事4名が一堂に会し、名誉領事としての役割や国際協力における連携方針について建設的な意見交換が行われました。
 また、環境・気候変動省では、モンゴルの植林事業に関して、今後の連携に向けた具体的な議論が進みました。



【5月17日】
ハルホルム市長から首都移転計画の概要をご説明いただき、自然環境と農業振興に適した土地であることを実感しました。 特に、富山県で改良され、国際特許を取得した「チンギスゴールド米」の栽培がこの地で認可されたことは、大きな一歩となりました。
その後訪問した「新モンゴル学園」では、25年にわたって日本式教育を実践し、奨学金制度により多くの優秀な人材を育てている姿に深い感銘を受けました。



【5月18日】
午前中、バトドルガ前大統領との朝食会では、モンゴルと日本の柔道交流が20年以上続いていることが話題になり、2028年にはモンゴルで国際柔道大会が開催される予定です。そのため、全国330郡で柔道コーチの育成が急務であり、日本からの技術指導者派遣や練習用の柔道畳、柔道着の支援が求められました。
昼食会では、ザンダンシャタル官房長官をはじめとする政府関係者と和やかに懇談し、5月末に予定されている「大統領杯ティーボール大会」や今後の大会運営体制について意見交換が行われました。世界大会実現への期待が高まっています。
夜、ウランバートル市主催の夕食会では、バヤル市議会議長をはじめとする多くの市議会議員や政府関係者に温かく迎えられました。市内の交通渋滞問題に関しては、富山県のライトレールの取り組みに強い関心が寄せられ、来月の日本訪問時に現地視察を希望する市議も複数おり、今後の交流に向けて調整が進められています。

徳島の名誉領事河内様はじめ多くの方々の力添えにより実現した今回の訪問。日本とモンゴルの未来を見据えた、実りある対話を重ねてまいりたいと思います。




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